図書紹介15:明治時代の画譜 *会員限定*

本コラムシリーズでは、株式会社千總ホールディングス(以下、千總)に所蔵される近世・近代の図書資料から、各テーマに沿ったタイトルをピックアップしてご紹介します。今回は明治時代に出版された画譜類をご紹介します。

 

江戸時代の名残

江戸時代に出版された画譜については、本シリーズ第4回「江戸時代の画譜」にてご紹介しました。画譜は絵の教科書として江戸時代を通じて多数出されましたが、近代にも(あるいは現代にも)盛んに出版されます。

しかし、そのすべてが新作というわけではなく、江戸時代の絵師の作品を出版したものも多くみられます。

        

Fig.1「小田原・箱根」『北斎道中画譜』上、1881(明治14)年、葛飾北斎作、大橋榮三郎出版

Fig.2「鳴海・宮」『北斎道中画譜』下、1881(明治14)年、葛飾北斎作、大橋榮三郎出版

 

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