12代西村總左衛門

Nishimura Sōzaemon XII

概要Overview

From FY 2021, the Institute for Chiso Arts and Culture has started research on the activities of Nishimura Sōzaemon XII, the head of Chiso from the Meiji to the Shōwa period (1870s-1930s). As an example of the results of this research, this page shows a chronological table of the activities of Nishimura Sōzaemon XII. In addition, related works and documents currently under research are also shown.
Nishimura Sōzaemon XII was one of the merchants who played a major role in the modernization of Kyoto. Needless to say, his numerous achievements and activities were possible only thanks to a social and human support network. However, the full picture of this milieu is still not well understood. Through the clarification of this social environment and human network, this research aims at throwing light on the reality of Chiso in the modern period, and showing one example of the modernization of the arts and crafts scene in Kyoto.
Although it is presented in a simplified form, we hope that this information will be useful for a variety of research fields.
Information will be updated and added as appropriate (last updated on 31 March 2022).

This research was conducted with funding from The Takanashi Foundation for Historical Science for FY 2021.
All works shown are part of the collection of Chiso Co., Ltd.

京都美術協会発行の雑誌における12代西村總左衛門の活動

[凡例]京都美術協会発行の雑誌における12代西村總左衛門の活動(PDF/143KB)

[年表]京都美術協会発行の雑誌における12代西村總左衛門の活動(PDF/981KB)

関連する主な所蔵品

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書簡 書簡

画家や政治家などの関係者および各種機関から、12代西村總左衛門へ宛てた書簡。その中でも、父である儒学者の三國幽眠や兄弟からの書簡やハガキが多数現存しており、西村家に移って以降も続く、三国家の強い関係性を垣間見ることができます。

下絵帖・模写または縮図類 下絵帖・模写または縮図類 製品の下絵、美術品等の模写・縮図類

羽織や裾模様、またテーブルクロスや洋服、掛軸、屏風などが肉筆で描かれた下絵類。他方で、名品の摸写や粉本類と思われる縮図なども現存しています。中には、「圓山家」の印影を持つ縮図などが含まれ、幅広く下絵や縮図類を収集した様子が推察されます。

友禅製品関係資料 友禅製品関係資料

明治初期~昭和初期に制作されたと伝わる友禅裂、また明治31年より千總が実施していた図案懸賞の図案帖、明治40年代以降の型友禅の絵刷などが含まれます。こうした資料群は、当時の千總と、呉服店や百貨店、ならびに職工との関係の一端を示しています。
絵刷に関して詳しくはこちら

画家・図案家による作品・資料 画家・図案家に関する資料


岸竹堂や今尾景年、梅村景山などの筆とされる下絵、および画家が写したと伝わる縮図など。また、上野清江などの図案家の作品も現存しています。友禅製品の下絵・図案提供だけではない、画家や図案家との多様な関係性が示唆されています。

製品・作品写真 製品・所蔵品写真

刺繍絵画やビロード友禅など、一般に美術染織品と呼称される製品や、万博に出品した絵画や友禅製品が納められた写真。美術染織品を大成した1人と言われる12代西村總左衛門の華々しい活動の一面、現代では制作困難と言われる技巧的な作品の姿を、写真を通して知ることができます。

その他の資料 その他の資料 その他の資料

決算書などの会計関係資料および友禅史会など運営に携わった業界団体の資料、当時発行された資料や文書の草稿などの、文書資料が多数現存しています。こうした資料は12代西村總左衛門や千總の実質的な人間関係を示しており、“友禅の近代化”の実態の一端を今に伝えてくれます。